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思春期に合併しやすい自閉症患者に高い有病率のてんかん

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有病率が高いてんかんという病気

自閉症の患者さんというのは、合併症を伴うケースが非常に多いと言われております。

その中でも特に多いのが、てんかんと呼ばれる病気なのであります。

一般の方の有病率は、だいたいのところ0.8%程度と言われているのですが、自閉症の患者さんになりますと、調査報告によってバラつきはありますが、30%と高い確率になっております。

それでは具体的に、てんかんとはどのような病気なのでしょうか?

そもそも“てんかん”とは?

てんかんと言いますと、口から泡を吹きながら倒れてけいれんする病気と思っている方が多いかもしれませんね。

しかしながら、意識を失うような大発作を起こすてんかんの症状は、そうそう起きるものではありません。てんかんの人に現れる症状には、色々なものがありますが具体的には下記のような症状が現れます。

【てんかんの症状】
・頭痛、動悸、腹痛、吐き気
・ぼーっとして一点を見つめる
・いきなり笑い出す
・いきなり泣き出す

電気的興奮で起きるてんかん発作

てんかんの症状につきましては、脳の神経細胞に異質な電気的興奮が発生することで引き起こされると考えられております。

本来人間の脳は、神経細胞が電気信号によって相互通信して調和が取れた状態を維持しているのですが、何らかの原因によって脳の一部に異質な電気回路ができてしまうケースがあるのです。

それが、てんかんの人の脳の状態ということになります。そして異質な電気回路は、時として電気配線におけるショートのような状態に陥ることがあります。これが、てんかんの発作なのであります。

多くは18歳前に発症するてんかん

一般の方のてんかん有病率は、上記でも触れているとおり0.8%程度と言われております。また、発症年齢は幅広く子供から大人まで発症例はあります。ただ、てんかんの患者さんの80%は18歳前に発症しているんですね。

また、自閉症の患者さんにてんかんの発症率が30%と高いことは前述しておりますが、やはり思春期に発症するケースが圧倒的に多いのであります。ただし、その原因は不明です。

自閉症の患者さんが、てんかんの発作を起こした場合、他の方と同様に薬で抑えることになりますが、てんかんの薬物療法の影響から自閉症の行動障害や情緒障害の症状が改善されたという事例もあります。

ちなみに2011年に、自閉症やてんかんの原因には、リボ核酸(マイクロRNA)の一種が関わりを持っているという研究結果の発表がありました。さらなる研究に、期待がかかりますね。



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