めまいの症状を伴うことが多い耳鳴りの原因となる顎関節症
因果関係にある顎関節症と耳鳴り

顎関節症とは、顎の関節に異変が発生して、『口を大きく開けることができない』あるいは『口を大きく開けようとすると痛くなる』そして『口を開けようとすると音がする』などの症状が現れる病気のことです。
そんな顎関節症なのですが、実は耳鳴りの原因になることがあるんですね。ということで、顎関節症と耳鳴りは、因果関係にあるわけです。
それではなぜ、顎関節症になると耳鳴りが起きるのでしょうか?
顎関節症が耳鳴りの原因になる理由
そもそものお話、顎の関節というのは耳の非常に近い場所に存在しています。そんなことから、顎の関節に異変が発生すると直接的に耳に関わる器官が影響を受けてしまうわけです。その結果として、耳鳴りという症状が現れるわけなんですね。当然のことながら、耳鳴りの原因が顎関節症にある場合、この病気を治さなければ耳鳴りの症状は治まることはありません。
したがいまして、顎関節症を発症しことが原因で耳鳴りが起きている場合は、速やかに顎関節の治療を受ける必要があるでしょう。それでは、なぜ顎関節症になるのでしょうか?
そもそも顎関節症の原因って何?
顎関節症の原因と言いますと、昔は『噛み合わせの問題』と言われていた時代がありました。しかし現代では、いくつかの要因が重なって、耐久の限界を突破したことで表面化すると考えられております。そのいくつかの要因には、下記のようなものがあります。
・歯をくいしばったり歯ぎしりなどの行為
・顎に負担をかける姿勢
・問題のある噛み合わせ
・過剰なストレス
・編咀嚼
・顎に負担をかける姿勢
・問題のある噛み合わせ
・過剰なストレス
・編咀嚼
また、顎関節症の症状には耳鳴りの他に、難聴、めまい、フラつき、腰痛、肩こり、歯痛、充血、味覚障害などがあります。
顎関節症を治すためにすべきこと
顎関節症が原因で起きている耳鳴りという症状は、元凶となっている顎関節症を改善しない限り耳鳴りも治まりません。上記で述べている顎関節症の原因を個人のレベルで対応しようとしても、難しいものもありますよね。ここはやはり、歯科医院などの病院に行って相談する必要があります。
専門の医師から治療を受けながら、生活指導をしてもらうことで症状も改善するはずです。顎関節症の症状の程度によっては、薬物療法が必要な場合もあるでしょう。
症状が重度のケースでは、手術の必要に迫られることもあります。顎関節症で、手術が必要なケースはごく稀なことですが、ないわけではありませんからね。