貴方はどのタイプ?症状によって4つに大別される睡眠障害の種類
症状によって分けられる睡眠障害の4つの種類

そして、その症状によって大きく4つの種類に分けられるのであります。睡眠障害の4つの種類は何かと申しますと、具体的には下記のようなものになるわけです。
(Ⅰ)入眠障害
(Ⅱ)中途覚醒
(Ⅲ)熟眠障害
(Ⅳ)早朝覚醒
(Ⅱ)中途覚醒
(Ⅲ)熟眠障害
(Ⅳ)早朝覚醒
それでは、個々に取り上げさせていただきたいと思います。
睡眠障害~入眠障害~
布団の中に潜り込むなどして就寝体勢に入ったにも関わらず、なかなか眠りにつくことができないことを入眠障害と言います。もっと具体的に言いますと、就寝する体勢に入ってから1時間以上の時が経過しても眠りにつくことができないということであれば入眠障害と考えるべきでしょう。
例えばのお話ですが、健康な人はどのくらいの時間で眠りにつくことができるのかと申しますと、10~15分くらいの時間で眠りに落ちてしまうのです。入眠障害の悩みを抱えている方からすれば、それこそ夢のようなお話かもしれませんね。
ちなみに、入眠障害の原因の多くは過剰なストレスにあると考えられています。
睡眠障害~中途覚醒と熟眠障害~
中途覚醒と言われる睡眠障害は、その名称の通り、睡眠の途中で覚醒してしまう、要するに目が覚めてしまう症状のことを言います。睡眠の途中で目が覚めても、すぐに眠りにつくことができれば問題ありませんが、中途覚醒の場合、そのまま眠ることができなくなるか、何度も目が覚めてしまうんですね。
このような中途覚醒は、ぐっすりと眠ることができないことから睡眠中に疲労を回復することができません。
中途覚醒もそうですが、熟睡できない熟眠障害も、やはり疲れが取れずに溜まることから、仕事に支障が出ることが少なくありません。
睡眠障害~早朝覚醒~
睡眠障害の早朝覚醒とは、これまたその名称通りでありまして、朝の早い時間帯に目が覚めてしまう症状のことを言います。早朝覚醒は、ご高齢の方に多い睡眠障害なのですが、朝早くから目が覚めてしまって、その後は眠ることができなくなってしまいます。
ただし早朝覚醒は五鈷鈴の方に多いと言いましても、例えば、過剰にストレスを受けて発散することなく溜め込んでしまうような方は、例え年齢的に若くてもこの病気を患うことがあります。
睡眠障害には、上記のような種類がありますので、症状の改善を願うのであれば、まずはご自身がどのタイプなのかということをハッキリとさせる必要があるでしょう。