最速で老化の始まる椎間板!姿勢が原因で発症する頚椎ヘルニア!
老化が原因となる頚椎ヘルニア

そのヘルニアの患部となるのは椎間板です。
そして、皆さんはご存じですか?実は人間の身体組織の中で、最も早く老化が始まるのは椎間板だということなのです。
そして椎間板は、腰部にだけ存在するわけではありません。当たり前のお話ですが、頚部にも椎間板は存在しているわけです。さらに言えば、頚部もまた、腰部と同様にヘルニアは発生するわけですね。
それが、一般的には頚椎ヘルニア、そして正式名称を頚椎椎間板ヘルニアと呼ばれている首の疾患なのであります。
頚椎ヘルニアは、老化によって筋力はもちろんのこと、関節や骨にも衰えはやってまいります。その老化が頚椎ヘルニアの原因になるわけですね。
姿勢が原因となる頚椎ヘルニア
頚椎ヘルニアの原因は、老化にだけあるわけではありません。日々暮らしていく中での姿勢に問題があって発症することがあります。特に最近、増えているのは長時間にわたって行なわれるパソコン操作に端を発しているケースです。今の時代を反映して、デスクワークというのはパソコンの作業が中心となって行なわれているはずです。その時に姿勢に問題があるわけですね。パソコンを操作する姿勢は、多くの方が前屈みとなって行っているはずです。
この前屈みに姿勢というのは、腰や首に大きな負担をかけてしまうわけなんですね。その結果、頚椎ヘルニアを発症する人が増えてしまうわけであります。
逆に言えば、悪い姿勢を正して、適度の休憩をはさみながら仕事を続ければ防ぐことはできるはずです。悪い姿勢は正して、パソコンの操作をするように心がけるべきですね。
外的要因で発症の頚椎ヘルニア
現代人の運動不足が社会問題となっている時代にありまして、中には積極的にスポーツをやられている方たちもいらっしゃいます。しかし、激しいスポーツもまた頚椎ヘルニアの原因となる場合があります。身体的な接触プレーのあるスポーツや、競技のやり過ぎは注意が必要ですね。
また、交通事故などのムチ打ち症が原因となって頚椎ヘルニアになってしまうことがあります。追突事故などに遭遇した場合は、予後にご注意いただきたいと思います。
生きている限り、人は老化から逃げることはできません。しかし、その他の頚椎ヘルニアの原因となっている要素は排除できるものもあります。
日常生活のあり方を今一度、振り返ってみてはいかがでしょうか?それが頚椎ヘルニアを予防することにも繋がります。